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2009年07月11日 皇子山球場  1回戦

彦根東vs膳所

2009年夏の大会 第91回滋賀大会 1回戦

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彦根東、2回戦へ駒を進める!!

 彦根東のエース・金子周作(3年)が難敵の 膳所 を相手に2安打12奪三振とほぼ完璧な内容で春夏連続の甲子園出場へ第1歩を踏み出した。

 9回裏2死、金子が投じたこの日の124球目、内角を突く137キロの直球に 膳所 の代打・小池竜平(3年)は手が出なかった。プレッシャーのかかる初戦をものにした金子は淡々とした表情で捕手の杉中瑞規(2年)とグラブを合わせた。

 「中盤はちょっと球が浮いて心配したけれど、私の杞憂でした。金子らしく落ち着いて投げれていたと思います」と今井義尚監督はエースに及第点。それでも当の金子は「今日は70点くらい」と手厳しい。
理由は7回、先頭打者の福田将司(2年)に四球を与えたこと。この試合唯一の四球だったが、自らのボークと味方の失策が続いて1点を失った。「ノーヒットで点を取られる。自分の課題が出てしまった」と金子はこの四球を悔やんだ。

 春の選抜では脱水症状からくる全身の痙攣で6回途中で降板するアクシデント。チームは 習志野 (千葉)にサヨナラ負けを喫した。

「元々スロースターター気味の子なのに甲子園という舞台で最初からガーっと飛ばしすぎたのでしょう。持っている力以上のものを出してしまったのでしょう」と今井監督は振り返る。

 選抜の後、4月は練習を抑え気味にして体力強化に励んだという金子は体が一回り大きくなり、球威が明らかに増した。スライダーが中心だった春先とは違い、直球で空振りを取れるようになったのがその証。春夏連続出場へ向けて「全試合投げるつもりです」とエースはきっぱりと言い切った。
この日は模擬試験のため、一般生徒の応援がなかったが、学校内でももう一度甲子園へという気運が高まっている。甲子園のアルプスを再び真っ赤に染めるべく、彦根東の夏が始まった。

(文=松倉雄太)





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